macOSのFusion Driveを再構成する
一部のmacOS端末で採用されていた
Fusion DriveはHDDとSSDを組み合わせたドライブで2012年から2019年に発売されたiMacやMac miniで採用されている。
再構成が必要になる場合がある
Fusion Driveを使用しているmacOSをクリーンインストールしようとしてインターネットリカバリからディスクユーティリティを起動するとAPPLE SSDとAPPLE HDDの2つのディスクが認識される場合がある。
Fusion Driveが解除されてしまっているため再度Fusion Driveを構成し直す必要がある。
必要に応じてFusion Driveを解除する
Fusion Driveが構成されている場合でも調子が悪い時は先に解除する。
- メニューバーのユーティリティからターミナルを起動する。
-
下記コマンドを実行して既に
Logical Volume Groupの後にあるUUIDをコピーする。diskutil cs list -
下記コマンドの
****にコピーしたUUIDを入れて実行する。diskutil cs delete ****
Fusion Driveを再構成する
- ディスクユーティリティからAPPLE SSDとAPPLE HDDそれぞれの情報を確認して
BSD装置ノードの値を確認する。通常はdisk0とdisk1になっている。 - メニューバーのユーティリティからターミナルを起動する。
-
下記コマンドを実行する。
disk0とdisk1は1.で確認した値に置き換える。diskutil cs create "Macintosh HD" disk0 disk1 -
下記コマンドを実行して既に
Logical Volume Groupの後にあるUUIDをコピーする。diskutil cs list -
下記コマンドの
****にコピーしたUUIDを入れて実行する。diskutil cs createVolume **** jhfs+ "Macintosh HD" 100%